オーストラリアのメルボルンでは世界的に見てかなり厳しいロックダウン政策が実施されてきた。現在感染者数が減っているので規制が徐々に緩和されるであろうが、人々の権利とは何か、「生きる」ということはどういうことなのか、いろいろ考えさせられる。そんなことを思いつくままに書くことにする。
日本ではいよいよ新型コロナウイルスの蔓延に対処して緊急事態宣言が首都圏などを中心に出された。オーストラリアでは3月23日から全土でさまざまな活動が制限され、各種事業の営業が禁止(shutdown)されている。これに関連付けて思いつくままに書くことにする。
オーストラリア事情 · 5月 25日, 2019年
去る5月18日にオーストラリアで総選挙が行われた。6年間政権を担当してきた自由党・国民党の保守連合に代わって、過去3年間世論調査でずっと優位に立っていた労働党の勝利を誰も疑わなかったが、蓋を開けてみると保守連合の完勝だった。都市部では、保守連合の気候変動への対策に対する不信任選挙だと位置付けられていた今回の選挙だが、地方では雇用を創出する新しい炭鉱の開発が支持された。アメリカやイギリスに続いてオーストラリアでも妥協点が見つからないほど国民意識が分断されているのだろうか。
市民参加・意志表明 · 4月 11日, 2018年
ロビー活動は民主主義に反する物だろうか、必要な物なのだろうか。大企業の政治献金や業界団体のロビー活動には問題がありそうである。だが、市民が政治家に直接訴えかけることも時には必要なはずだ。これはロビー活動なのだろうか。草の根ロビイングとは何だろうか。わたしは専門家ではないが、自分なりの考えを書き留めた。
同性婚に関しては一般に同性愛者の「結婚の平等」が唱えられるが、それより「結婚の多様化」「結婚形態の選択の自由」として論じたほうが良いのではないか。また、「賛成」「反対」の二者択一ではなく、合意を形成する方法を模索する民主主義とは?