新しい元号も「令和」に決まり、新天皇の即位の日が近づいている。政治・経済・文化を担う組織を分立させるという社会三分節の考え方から「日本国の象徴」、「国民統合の象徴」とは何であるか考える。なお、現在マーティン・ラージ著『三分節共栄社会—自由・平等・互恵・持続可能性を実現する—』のPOD出版の準備中なので、乞う ご期待!
今上天皇の退位が決まった。日本国憲法の下では天皇が政治に関与しないように、また国民の信教の自由を保障するために世俗化された象徴天皇制になった。時代の節目が近づく中、これからの天皇制を模索する上で、社会三分節化論を使って「政治国家とは何か」「文化とは何か」を問いながら考える。